東京から深セン、SFへ――「HAX Tokyo」公式noteを始めます
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東京から深セン、SFへ――「HAX Tokyo」公式noteを始めます


はじめまして、HAX Tokyo(ハックス・トウキョウ)です。 本日からHAX Tokyoの公式noteを開始します。


noteではHAX Tokyoの紹介に加え、後述するHAXや日本、アメリカ、中国におけるハードウェア・スタートアップに関する情報を中心にお届けします。



HAXとは

HAX(ハックス)はアメリカ・プリンストンに本社を構えるSOSV Investmentsが2012年から運営するアクセラレーター・プログラムです。


アクセラレーター・プログラムとは、スタートアップの事業創出や製品化を加速させるための育成事業で、HAXはハードウェア・スタートアップに特化して運営しています。


HAXは年間9回程度のプログラムを実施しています。世界中から応募のあった1500~2000社の中から40~50社を採択、1社につき約25万ドル(約2500万円)を投資しています。 プログラムは2部構成です。試作品の開発や量産に向けた準備などを中国・深センで行う「ステージ1」と、資金調達や市場開拓を米国・サンフランシスコで行う「ステージ2」に分かれています。


HAXを進むためのプログラム「HAX Tokyo」

HAX Tokyoは深センでのステージ1に進むためのステージ0という位置づけで、シード期のスタートアップのビジネスアイデアやコア技術を確立することを目的としています。 東京でのプログラムはSOSV、住友商事、SCSKの三社が共同で運営しています。


この記事を公開した2019年11月現在は第1期のプログラムを開始したばかりで、日本全国から応募から選別した4社を支援している最中です。プログラムの成果は2020年2月に予定しているデモデイで公開予定です。


アクセラレーターとしてのHAXの特徴

さまざまなアクセラレーター・プログラムが日本にあり、HAX Tokyoは後発になりますが、SOSVが運営しているHAX本体は2012年からスタートし、これまでに約250社を支援しています。


現在は主にロボットや自動車、産業機器といったBtoB分野のビジネスにおけるハードウェア・スタートアップを支援しています。 HAX Tokyoが注力している技術はIoT、ライフサイエンス、新素材、ロボティクス、センサーで、プログラムでは各産業分野の専門知識をもったメンターがサポートします。


プログラムに採択されると、規制調査や顧客ヒアリングによるニーズ調査、プレゼンテーションのトレーニングなど約30項目のマイルストーンが設定されます。支援期間中は3ヶ月後のデモデイに向けて、東京にあるHAX Tokyoのオフィスで定期的なメンタリングを行います。


メンター陣はHAX Tokyoと提携する各分野のエキスパートに加え、深センにいるHAXのスタッフやHAXを卒業したスタートアップで構成されます。


アクセラレーション・プログラムのなかにはマーケットが国内に限定されているケースや、プログラム終了後は運営会社によるフォローが無くなるケースもあります。 HAX Tokyoの場合、深セン・サンフランシスコへのプログラムに続いているので、シード期のスタートアップでも海外進出に向けたチャレンジがしやすいというメリットがあります。 また、卒業後もHAXとスタートアップは株主としての関係が続きますので、継続してサポートが受けられます。


第1期の状況やHAX Tokyoのプログラムの中身については、今後noteやtwitter、facebookで随時お知らせしていきますので、ぜひフォローしてください!


HAX Tokyo オフィシャルウェブサイト https://www.hax.tokyo/ Titter:  https://twitter.com/HaxTokyo Facebook:  https://www.facebook.com/haxtokyo/

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